「私麻酔が効きにくいんです。手術中痛いですか?」現役医師が答えます。

現役医師のDr.だだだ です。
今回のテーマは、全身麻酔の術前の患者さんによく言われる言葉。「私麻酔が効きにくいんですけど、手術中目覚めたりしませんか?痛くないですか?」

麻酔は代表的なものが二つあります。

1.局所麻酔
小さな傷口を縫ったり、小手術をするときに行う注射の麻酔です。これは、体質的に効きにくい方がいます。意外と良くあるのが、注射が下手でしっかり麻酔が出来ていないということ。麻酔が効きにくい、と言う患者さんは局所麻酔が効きにくいのです。うーん、担当医の麻酔が下手だったのか、、、


2.全身麻酔
完全に意識を失う麻酔で、大きな手術の時に行います。静脈から入れるものと、吸入のものがありますが、どちらもすぐに寝てしまいます。筋肉が動かなくなる薬や、痛みとる薬も使うので、手術中に目覚める、動く、痛いということはありません。


まとめ
僕自信、局所麻酔が効きにくかったと言う患者さんに何度も麻酔をかけたことがあります。みなさん、全身麻酔ならしっかりと効きますよ。気がついたら手術は終わってますよ。安心して麻酔を受けて下さい。

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