現役医師が教える。医学部受験 志望動機。
現役医師のDr.だだだ です。
僕自信は某国立大学医学部出身で、学生時代には、家庭教師や塾講師のアルバイトを通して多くの生徒を指導して合格に導きました。また、母親が高校の教員をやっているため、生徒の医学部志望動機の添削を今でもやっています。
現役医師かつ、医学部受験のプロとして志望動機のポイントを紹介します。
1.純粋で熱い気持ちを書く。
世界で活躍する外科医になる!
新薬を開発して難病を治す!
国境なき医者団に参加する!
地元で愛される名医になりたい!
など、高校生ならではの純粋で熱い気持ちに面接官は弱いです。圧迫面接では、「そんなの現実味あるの?」とか聞いて来る意地悪面接官もいますが、プライベートで面接官に感想を聞いてみると、内心喜んでるみたいですね。自分が医者を志した時の気持ちを思い出して幸せな気分になってたりします。
2.体力、精神力をアピールする。
基本的に医者は肉体労働です。怒られて泣いてたり、鬱になる研修医も少なくありません。嘘でも良いですから、パワフルさをアピールしましょう。特に文化部の人や、見た目が弱そうな人は、「体力大丈夫?」とよく聞かれます。具体的なタフなエピソードを用意してアピールしましょう。
3.どんな医者になりたいか具体的に語れるようになる。
1.と共通することもありますが、自分の目標と、何故そう思うかを語れるようになりましょう。以前、「なぜ医師になろうと思ったか」という記事を書いているので、参考にしてください。
ここで禁句があるので注意!!!
開業してお金儲けしたい。
楽に稼げそう。
ワークライフバランスを大切に。
などは、多くのベテランの医師が嫌う言葉です。心では思っていても言わないようにしましょう。
4.受験する大学の得意分野を調べる。
例えば、女子医大であれば移植外科、順天堂大学であれば心臓外科、東京医科大学ならロボット手術など。各大学に得意分野があります。志望校の得意分野に興味がある、というのは好感度高いですよ。
まとめ
高校生らしい純粋な熱意
体力、精神力アピール
なりたい医師像
志望校の特徴を抑える
読んでみると、暑苦しくて昔の日本社会の悪いところを寄せ集めたような業界だと思うでしょう。そうなんです!医者の社会は基本的にブラックです。実際に医師になってから、拒否反応を起こしてしまう同僚を沢山見ています。志望動機を考えるなかで????と拒否反応が起きたら、別の学部も検討してみては、、、、
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