外科医は手術中にトイレに行くのか。現役医師が真実を語る。

現役医師のDr.だだだ です。
しばしば、知人聞かれる質問。
「外科医って手術中にトイレに行かないの?行きたくなったらどうする?」

1.出来るだけ我慢する。でも、限界を迎えたらトイレに行く。

手術は本当に命に関わる大切な場面と、若手に代わって貰っても支障がない場面があります。どうしても、我慢出来ない時は、大切な場面に入る前に一度手を止めてトイレに行きます。都市伝説的に言われる、オムツを着けながら手術なんてのは聞いたことありません。笑
 

2.過敏性腸症候群と言って、緊張したりするとお腹が緩くなるので、イリボーという薬でコントロールしている。

試験前に緊張したりすると、すぐトイレに行く人いますよね。僕です。これ、実は過敏性腸症候群という病気が原因のことが多いです。病院で診断して貰って内服をすれば、一週間程度で治ります。意外と多いですよ。

ちなみに、忙しい中でも太らずパフォーマンス維持の記事でも書いていますが、トマトジュースを手術直前に摂取することは控えます。

過敏性腸症候群については、後日記事を書こうかと。


3.手術前はコーヒーを控える。

カフェインは尿意の原因ですよね。僕の膀胱はカフェイン過剰反応するので、手術前には絶対にコーヒーを飲みません。


4.実は尿意、便意より花粉症の方が辛い。

手術は命の現場、アドレナリンが沢山出るためあまり、トイレに行きたくなりません。しかも、基本的に飲まず食わずで手術をしますから出す物もありません。究極的には、出し手しまえば解決します。

本当の大敵は花粉症です。
こればかりは、薬を飲んでもダメな日はダメ。大事な場面でくしゃみ何かしたら最悪です。
 

まとめ
基本的に我慢するけど、限界ならトイレに行く。カフェインは控える。使える薬は何でも使う。

本当の大敵は花粉症。

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